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FAQ

トライアル・ローヤーとは、米国における厳しい訴訟手続を専門とする弁護士を指します。

  トライアルは、日本の訴訟における公判に相当しますが、米国裁判所における具体的な審理手続はきわめて特徴的であり、日本の手続とは相当異なります。このため、最近では日本でも、「トライアル」という表現をそのまま用いる場合が多いようです。

 英国における法廷弁護士(Barrister)に相当するものと考えられます。

連邦地方裁判所

写真はテキサス州マーシャルコートハウス

第1段階  訴答手続(Pleadings)
第2段階  証拠開示(Discovery)
第3段階  トライアル(Trial)


 トライアルは、日本の訴訟における公判に相当しますが、米国裁判所における具体的な審理手続はきわめて特徴的であり、日本の手続とは相当異なります。このため、最近では日本でも、「トライアル」という表現をそのまま用いる場合が多いようです。

 トライアル(Trial)とは、訴訟手続における第3段階、つまり最終段階における審理手続を意味します。ここでは、証拠開示によって入手された情報に基づき、訴訟における争点に関するあらゆる具体的事実が明らかにされることになります。原告・被告側の弁護士(団)は、裁判所の法廷において、裁判官(または陪審員)の眼前で、弁論・証人に対する質問・証人による証言等によって、自己の主張を立証し、相手側の立証に異論を唱えて、論争を展開することになります。

 当事者の一方が陪審審理を要求した場合は、他方はこれを拒否できず、審理は陪審員の眼前で繰り広げられることになります。この場合、多数の候補者の中から、公正な陪審員を選定することが最初のステップになります。逆にいずれの当事者も陪審審理を要求しない場合は、裁判官による審理(Bench Trial)になります。

 トライアルは、日本の公判と異なり、所定の開始日から連日、終日継続的に進行します。期間は、事件の規模に応じ、数日から数週間に及ぶ場合も見られます。例えば、知財関連訴訟においては、事件が複雑な場合が多いため、平均的に2〜3週間を要します。訴訟手続の最終段階であり、紛争に決着をつけるためのクライマックスというべき場面であり、最も重要なステップと位置づけることができると思われます。このため、費用・時間のいずれも極端に集約的な手続であり、当事者・弁護士・証人等関係者は、トライアルの期間、全面的に集中することを求められます。

 トライアルの負担が厳しいという事実は、逆にそれを回避して和解・取り下げ等の形での紛争終結に結びつく場合も多く、現にトライアルにいたる訴訟の確率は、5%以下と見られます。

 トライアル・ローヤーとは、この厳しい手続を専門とする弁護士を指します。英国における法廷弁護士(Barrister)に相当するものと考えられます。クイン・エマニュエル法律事務所は、トライアル・ローヤーのプロフェッショナル集団です。

 トライアルを含む民事訴訟手続のさらに詳細なプロセスについては、下記表におけるフローチヤートをご参照ください。

フローチャート

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