出演者:ライアン・ゴールドスティン
2010年9月3日、押尾学の初公判の日。
裁判員制度施行以来、初めての著名人の裁判とあって、この日はこの話題で持ちきりでした。
ライアン・ゴールドスティンに求められたのは、アメリカの陪審員制度と日本の裁判員制度の比較と、著名人の裁判においての有効的な訴訟戦略の実態についてのコメントです。
これまで、メル・ギブソン、レオナルド・ディカプリオの弁護など、数々の著名人をつとめたクイン・エマニュエルのパートナー、ライアン・ゴールドスティンは、およそ、30分のコーナーで、著名人を弁護する際の弊所の戦略について「日本語」で解説。トライアル弁護士集団としての知られるクイン・エマニュエルの担当案件の幅広さをアピールしました。
コメントの概要は次のとおりです。
戦略は逮捕時、訴訟勃発時からはじまります。著名人が裁判に臨むとき、一般的なイメージをコントロールする必要があります。弁護を担当すると決まったときから、メディアなどにどのように紹介されれば裁判が有利に運ぶかなどを勘案し、プロモーションします。
法廷では、陪審員と目を合わせるようにアドバイスします。押尾被告の報道にもあったように、被告のファンが陪審員、日本においては裁判員になる可能性は十分にあります。アメリカでは、著名人という特別な存在であることを利用してなるべく陪審員に好印象を残せるように、目を合わせる、微笑むなどの気配りをするようにアドバイスします。
※このような具体的なコメントは、実体験があるからこそ提供できるものです。弊所が多く手掛けている知的財産訴訟のほか、ユニークな経験を今後も提供していきたいと考えています。
もちろん、日本語でご対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。