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手数料は秘密か?自動車金融手数料に関する画期的な判決は、消費者金融に影響を与える可能性がある
(25/03/14)
Johnson v. FirstRand Bank Ltd (London Branch) (t/a MotoNovo Finance) [2024] EWCA Civ 1282(以下、「Johnson v. FirstRand Bank」)において、控訴裁判所は、一定の状況の下で、クレジット・ブローカーを兼業し、顧客に自動車金融を提供するために貸金業者を手配する自動車販売業者は、そのことが顧客に開示され、十分な情報に基づく顧客の同意が得られた場合に限り、貸金業者から手数料を受け取ることができると判示した。
本稿では、自動車金融の一任手数料についての事例が、これまで金融行為監督機構(Financial Conduct Authority)によってどう規制されてきたか、また、Johnson v. FirstRand Bankの判決によって、一任手数料モデルと非一任手数料モデルの双方を含む自動車金融手数料の取り決めに関する法的見解がどう変化したかを報告する。加えて、最高裁による許可上告など、この問題について、その後の司法判断の展開や、この判決が英国の消費者金融分野に与えるより広範な潜在的影響についても考察する。
→本文は英語で提供しています。詳細はこちらでお読みください。(英語)
Client Alert - Not so secret commissions? Landmark ruling on motor finance commissions may affect consumer finance
クイン・エマニュエル・アークハート・サリバン
外国法共同事業法律事務所
東京オフィス代表 ライアン・ゴールドスティン
この件につきましてのお問い合わせ先
マーケティング・ディレクター 外川智恵(とがわちえ)
chietogawa@quinnemanuel.com