2018年3月14日、霞ヶ関ビルにおきまして国際仲裁、成功の“カギ”
~国際仲裁の実際と日本企業に有利な戦略~題し、シンガポール国際仲裁センターの協力を得て、
新日本有限責任監査法人FIDS(不正対策・係争サポート)事業部と共同でセミナーを開催しました。
セミナーには、日本企業、各省庁、メディア関係者の皆さま等150名余りにご参加いただきました。
セミナー概要
1. 国際仲裁における成功のカギ
ジョン・リー
(クイン・エマニュエル 香港オフィス代表 パートナー)
2. 仲裁における文書開示の重要性
ライアン・ゴールドスティン
(クイン・エマニュエル 東京オフィス代表 パートナー)
3. 証拠開示における時間とコストのマネジメント手法
松原 努氏
(新日本有限責任監査法人 FIDS(不正対策・係争サポート)事業部 eDiscoveryチームリーダー)
4. なぜシンガポール国際仲裁センター(SIAC)は日本企業に有利なのか
シー・リー氏
(シンガポール国際仲裁センター(SIAC) 北東アジア代表)
セミナーでは、
新日本有限責任監査法人 FIDS(不正対策・係争サポート)
FIDSジャパンエリアリーダー 荒張 健氏から挨拶。
企業活動のグローバル化、ボーダーレス化に伴い、国を跨いだ紛争が数多く見受けられること、
またこの現状を受け、国際仲裁がどれだけ重要であるかを周知したいと挨拶。
ハロルド・ノー弁護士から、
国際仲裁の実際と臨む際、日本企業がどのような点に注意すべきかについて国際仲裁の現状と独自の戦略を報告しました。
さらに、東京オフィス代表であるライアン・ゴールドスティン弁護士から、仲裁における文書開示の重要性について日本企業の視点から、これまでの経験を交えて丁寧に解説。
新日本有限責任監査法人 FIDS(不正対策・係争サポート)事業部eDiscoveryチームリーダー 松原 努氏から、証拠開示のタイムマネジメントそしてコストについて、日本企業に寄り添った現状を報告をしました。
そして、国際仲裁で中心的な役割を担うシンガポール国際仲裁センターから北東アジア代表のシー・リー氏に、センターの役割や具体的なメリットをご報告いただきました。
朝9時スタートのセミナーにも関わらず、活発な意見や質問が会場を飛び交いました。 講師から提示される具体的な戦略や手法について、自社にカスタマイズするにはどうしたらよいかといった 受講者同士が理解を深められる貴重な時間となりました。
荒張 健氏による開会のご挨拶
講演をしているジョン・リー弁護士
講演をしているライアン弁護士
講演をしている松原 努氏
講演をしているシー・リー氏
次回のセミナーについて
クイン・エマニュエル外国法事務弁護士事務所では、皆さまから寄せられた質問を踏まえて最新の情報をお届けできるセミナーを開催したいとスタッフ一同意気込んでおります。また、このセミナーの様子は、今後HP上に動画などを掲載して報告をさせていただきます。